2017年08月31日
②宗谷かぁらの~~美瑛の丘

8月13日(日) AM 7:30
今日は昨日までの反省を踏まえ・・・ついにアレを導入し出発。
" Waterproof Long Shoes”
略してWLSを昨日購入(¥1,980)
コイツはどんな高級ブーツより水を通さない。
ただし、決してエンジンやマフラーに触れてはいけない。

(降ると判っていながらWLSを持ってこなかった)
さて・・・
雨も小降りとなり、ようやく『宗谷岬』を目指す。
ここは『宗谷丘陵』
晴れてればナイスな風景をお届けできたものを・・・

見てくれる方々に申し訳ないほど毎日「ドヨヨ~ン」な天気。

・・・そして遂に到着。
日本最北端の地・・『宗谷岬』

函館から730Kmぐらい走ってやっと着いた。
それにしても流石に「最北端」・・・寒いな!!!!!

13℃ってなに?
そんなとき、コイツが力を発揮する。(ストーブ機能)


さて、宗谷岬からオホーツク海沿岸を南下する。

いつしか雨も止み・・・
すると・・・やってきました、ライダーたちが好きな道。
『エサヌカ線』
前も・・・

後ろも・・・

地平線までまっすぐな道が伸びる。
なんもねぇ道。
ヒトもいない。

スゴ~~イ!!

さて、クッチャロ湖のある浜頓別村から内陸に入り
一気に南下する・・・
いたるところに大きなそば畑があったり・・・

北海道らしい風景が続く。

北海道第2の都市、旭川をスルーすると・・・
ギャルも大好きな『美瑛の丘』と出会う

パッチワークみたいな~



キツネもそこら中ウロウロ。

青空だったらなぁぁあああああああ!!!!!


でも、嬉しいこともあったんです・・・
なんと、W800 30000キロ突破の瞬間を、
素敵な「美瑛の丘」で迎えることができました。

これもひとえに・・・
その辺をかなり無駄にウロウロして調整した成果。

花々にも祝福され、本日の野営地に向かう。

天気は持ちそうだったので、十勝岳方面に向かう。
ここは登山客のベースになることが多い・・・
「国設白金野営場」という渋い名称のキャンプ場へ。

林間サイトでなかなかイイ雰囲気。
標高が高くて寒いので『蚊』がいなくて助かルーノ!
今夜は野菜不足を補うべく「野菜炒め」

見た目が旨そうなので、周りに大量に生えていたコイツも
喰ってしまおうかと思ったが、なんとか踏みとどまった。

夜もふけまして、22:00には就寝。
規則正しいキャンプ生活!

8月14日(月)
最終日もどんよりした空・・・とほほ・・・
雨じゃないだけよしとしよう。

AM7:00 野営場を後にする。「さぁ、家に帰ろう」

そして、アイツはいきなりやってきた・・・
上富良野から中富良野、富良野と通過し、
占冠村に入ったあたりだった・・・
太陽である。
いったい何日ぶりであろうか?
思わず写真に収める。
「君はなんて暖かいんだ~!」

その後、苫小牧→室蘭→長万部を突破し、
函館のアパートに無事帰還。
4日間の総走行距離 1,590Km
平均燃費 29.3Km/L

走りついでにその日の深夜にフェリーで青森に帰省。
久々にベリ子に会う。

やんちゃ娘も久々に乗馬・・・

これで3分の1はクリアしたか??
でも、まだまだ足りませんな!!!

道東はいつの日か・・・
2017年08月28日
①宗谷へGO!!

8月11日(金) AM6:30
函館のアパートからスタート。
しばらくしてETCカードを忘れたことに気づき、7:15 リスタート。
天気予報は悪くなる一方だが、盆休みなので行くしかない!
(休暇の都合で最長で3泊4日の旅)
日本最北端へGO!!

・・・・・

なんせ・・・遠いんです!
ニセコあたりをウロウロしたせいで、320km走っても、
まだぜんぜん札幌にも到達できず・・・


そして、ようやく札幌の匂いがする『中山峠』を越えると・・・

そこは・・・『恋の町札幌』


(ブランデーグラスも18番でした)
札幌・・・社会人をスタートさせた想い出の地・・・
・・・広大な北海道において一極集中し過ぎる大都会

道内の田舎の若者たちがこの街に憧れるのは
分からんでもない・・・格差が大きすぎる。。。

人混みと渋滞が嫌いなので、札幌をサラッとスルー。
(風俗街は目視で確認)
石狩の市街地を過ぎると日本海側を延々と走る
「オロロンライン」に突入・・・果てしなく絶景が続く。

一気に稚内を目指そうと思ったが・・・Bud しかし・・・
雲行きも怪しいし、夕方になってしまったため・・・
本日中の宗谷岬到達を早々に断念。
(私のペースでは無ぅ理ぃ~)
そしてこの夢のような名前の街の近くにテントを張ることに・・・
その街の名は・・・『増毛』
「ぞうもう」ではなく「ましけ」という名の街の海岸。

「ぞうもう」という町名であれば、もっと悩み多きオヤジ達の
聖地となり、観光客が押し寄せるであろうに・・・私も含め・・・

さて、近くの「岩尾温泉」にある『夕陽荘』という温泉宿で、
固まった腰とケツをほぐす。

ここは30年ほど前、札幌に住んでいた頃に友達とよく来たものだ。
その名の通り、日本海に沈む夕日がヤベェ~綺麗。
でも今日は「ドヨヨ~~ン」なので見えない。

スッキリ!した後は増毛の町内を散策。
北海道の日本酒で一番旨いと確信する
『國稀』(くにまれ)の蔵元があった・・・少し感動!

ひと気の少ないサイト(ただの海辺)に戻り、
ファンタスティックタイムの始まり・・・

もちろんコイツも忘れてはいけない・・・

道中ろくなものを喰っていなかったので、とことん贅沢をする・・・
(オーストラリア産 500円の肉塊)

硬くて歯が折れそうになりましたぜ。
海辺なので久々の「直火」もイイ!

ここまでで 529km・・・まだまだ先はナゲ~ぜ!

PM7:00・・・土砂降り・・・
予想はしてたが・・・ひど過ぎる雨。
夜中にはあまりの強い雨でテントの床が
「ウォーターベッド状態」に・・・
海に流されたのかと思いましたよ。
でも・・・( ^ω^)・・・
「mont-bell クロノスドームⅡ型」
は強かった!!!


上からは放水車の水を浴びたような勢いの雨と、
下はウォーターベッド状態でも内側にはほとんど浸水がなかった。
ここでクロノスドームの真の耐久テストができた。
8月12日(土)
ず~~~っと・・・雨
テント撤収時の土砂降りほど面倒なものはない・・・
ここですべての装備が濡れてしまった。
当然写真を撮る心の余裕もない・・・
とりあえず、グチャグチャに荷物を積み込み・・・07:00 北に向かう。

気温15度・・・


ブーツの中もグッチョグチョ~


『サロベツ原野』もグッチョグチョ~
雑誌で見るような写真が撮りたかったが・・・
「無ぅ理ぃ~」

どっかの牧場で休憩し・・・

一気に『ノシャップ岬』に到着・・・

そして・・・とうとう最果ての街 稚内に到着 15:30

雨天時のキャンプはここと決めていたが・・・
「野営禁止」の看板が・・・(ですよねぇ~)
ここは「北海道建築遺産」でその筋では有名な・・・
『稚内北防波堤ドーム』
雨風を凌ぐにはもってこいの場所と思っていたが・・・
向こうにテントを張っている輩もいたが、
大人の漢の選択として・・・やめておこう・・・
・・・で、大人の漢はというと・・・濡れた寒さのあまり、
禁断の「ビジホ」へと意識が傾き・・・ダメ元でTEL・・・
お盆の繁忙期ながら・・・「空いてますよ」という天使のささやき。
「カネにものを言わせる」
天使に甘えた輩たちか?

おかげ様で、すべての装備をフル乾燥させることができた。
さすが最北端の稚内市、8月12日でもストーブが使えるのが嬉しい。。。

なにもかも・・・濡れた。

全装備を乾燥させている間、冷え切った体を胃袋から温める。
(8月上旬でこの寒さは何なんだ?)

稚内ラーメン・・・骨にまで染みたぜ!

宗谷岬にはまだ着きません。
つづく・・・