①宗谷へGO!!

HAYABOO

2017年08月28日 22:42





8月11日(金) AM6:30
函館のアパートからスタート。
しばらくしてETCカードを忘れたことに気づき、7:15 リスタート。
天気予報は悪くなる一方だが、盆休みなので行くしかない!
(休暇の都合で最長で3泊4日の旅)
日本最北端へGO!!



・・・・・

なんせ・・・遠いんです!
ニセコあたりをウロウロしたせいで、320km走っても、
まだぜんぜん札幌にも到達できず・・・


そして、ようやく札幌の匂いがする『中山峠』を越えると・・・

そこは・・・『恋の町札幌』

(ブランデーグラスも18番でした)

札幌・・・社会人をスタートさせた想い出の地・・・
・・・広大な北海道において一極集中し過ぎる大都会

道内の田舎の若者たちがこの街に憧れるのは
分からんでもない・・・格差が大きすぎる。。。



人混みと渋滞が嫌いなので、札幌をサラッとスルー。
(風俗街は目視で確認)

石狩の市街地を過ぎると日本海側を延々と走る
「オロロンライン」に突入・・・果てしなく絶景が続く。


一気に稚内を目指そうと思ったが・・・Bud しかし・・・
雲行きも怪しいし、夕方になってしまったため・・・
本日中の宗谷岬到達を早々に断念。
(私のペースでは無ぅ理ぃ~)

そしてこの夢のような名前の街の近くにテントを張ることに・・・
その街の名は・・・『増毛』

「ぞうもう」ではなく「ましけ」という名の街の海岸。


「ぞうもう」という町名であれば、もっと悩み多きオヤジ達の
聖地となり、観光客が押し寄せるであろうに・・・私も含め・・・

さて、近くの「岩尾温泉」にある『夕陽荘』という温泉宿で、
固まった腰とケツをほぐす。



ここは30年ほど前、札幌に住んでいた頃に友達とよく来たものだ。
その名の通り、日本海に沈む夕日がヤベェ~綺麗。

でも今日は「ドヨヨ~~ン」なので見えない。


スッキリ!した後は増毛の町内を散策。
北海道の日本酒で一番旨いと確信する
『國稀』(くにまれ)の蔵元があった・・・少し感動!


ひと気の少ないサイト(ただの海辺)に戻り、
ファンタスティックタイムの始まり・・・


もちろんコイツも忘れてはいけない・・・


道中ろくなものを喰っていなかったので、とことん贅沢をする・・・
(オーストラリア産 500円の肉塊)

硬くて歯が折れそうになりましたぜ。

海辺なので久々の「直火」もイイ!


ここまでで 529km・・・まだまだ先はナゲ~ぜ!



PM7:00・・・土砂降り・・・
予想はしてたが・・・ひど過ぎる雨。

夜中にはあまりの強い雨でテントの床が
「ウォーターベッド状態」に・・・
海に流されたのかと思いましたよ。

でも・・・( ^ω^)・・・
「mont-bell クロノスドームⅡ型」
は強かった!!!

上からは放水車の水を浴びたような勢いの雨と、
下はウォーターベッド状態でも内側にはほとんど浸水がなかった。

ここでクロノスドームの真の耐久テストができた。





8月12日(土)

ず~~~っと・・・

テント撤収時の土砂降りほど面倒なものはない・・・
ここですべての装備が濡れてしまった。
当然写真を撮る心の余裕もない・・・

とりあえず、グチャグチャに荷物を積み込み・・・07:00 北に向かう。


気温15度・・・

ブーツの中もグッチョグチョ~


『サロベツ原野』もグッチョグチョ~
雑誌で見るような写真が撮りたかったが・・・
「無ぅ理ぃ~」


どっかの牧場で休憩し・・・


一気に『ノシャップ岬』に到着・・・


そして・・・とうとう最果ての街 稚内に到着 15:30


雨天時のキャンプはここと決めていたが・・・
「野営禁止」の看板が・・・(ですよねぇ~)

ここは「北海道建築遺産」でその筋では有名な・・・
『稚内北防波堤ドーム』
雨風を凌ぐにはもってこいの場所と思っていたが・・・

向こうにテントを張っている輩もいたが、
大人の漢の選択として・・・やめておこう・・・

・・・で、大人の漢はというと・・・濡れた寒さのあまり、
禁断の「ビジホ」へと意識が傾き・・・ダメ元でTEL・・・
お盆の繁忙期ながら・・・「空いてますよ」という天使のささやき。

「カネにものを言わせる」

天使に甘えた輩たちか?


おかげ様で、すべての装備をフル乾燥させることができた。
さすが最北端の稚内市、8月12日でもストーブが使えるのが嬉しい。。。

なにもかも・・・濡れた。


全装備を乾燥させている間、冷え切った体を胃袋から温める。
(8月上旬でこの寒さは何なんだ?)

稚内ラーメン・・・骨にまで染みたぜ!



宗谷岬にはまだ着きません。
つづく・・・



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